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1930年代。時のイギリス国王エドワード8世とシンプソン夫人の大ロマンスをご存じでしょうか。 エドワード8世は、愛する夫人と結ばれるために、王位を捨てる決断をしました。
“王冠を賭けた恋”として世界中の人々に騒がれながらも、その後は深い愛情で結ばれたまま、
生涯を過ごしたふたり……。
ここにご紹介するのは、中島正己が長年にわたりコレクションしてきた、エドワード8世&シンプソン夫人、後のウィンザー公爵夫妻ゆかりの品々です。
 
 
イギリス国王エドワード8世が愛した人は、離婚歴もある人妻のアメリカ人女性、
ウォリス・シンプソンでした。
しかし英国では、国王は離婚歴のある女性と結婚することが許されなかったのです。
かくして1936年12月、エドワード8世は
「愛する女性の助けと支持なくしては王位を 全うし得ない」
と、国民に向けて退位を発表します。

その後彼は「ウィンザー公爵」という爵位を与えられ、翌年には、離婚が成立したウォリスと結婚を果たしたのでした。

そんなふたりは、お互いの愛情を表現するために、 生涯を通じて数々の宝飾品を
贈り合っていました。
愛し合うふたりは、「贈られる喜び」はもちろん、「贈る喜び」も心から感じていたことでしょう。 中には相手に向けてのメッセージが刻み込まれているものが少なくありません。
また、当時のファッションリーダーとして、夫人の卓越したセンスは常に注目の的でした。
彼女は無類の宝石好きとしても有名で、
1日3度の着替えのたびに服に合わせて宝石も付け替えていたといわれています。

 ふたりにゆかりの宝飾品は、ウォリスの死後、
1987年サザビーズのジュネーブにおいて、大々的にオークションにかけられました。
彼女の遺言により、総額70億円を越えるオークションの売上げすべてが、
パリのパスツール研究所に寄付されました。

 

 

プラチナ・ポケット・フォトグラフ・フレーム カルティエ・ロンドン/1947年/61mm ×50mm ゴールド・コイン型・ロケット(カルティエ製スウェード・オリジナルケース付き)カルティエ・パリ/1950年頃/30mm×30mm
ゴールド・クリップブローチ(カルティエ・オリジナルBOX付き)カルティエ・ロンドン/1950年頃 14Kゴールド・カードケースカルティエ・U.S.A/1968年/78mm×47mm
18Kゴールド・ネグリジェ・ネックレス/フランス製/1945年頃/全長95.5cm 18Kゴールド・エメラルド・ルビー・ダイヤモンド・イヤークリップ/フランス製/1945年頃
18Kゴールド・マルチジェムセット・パウダーコンパクト/フランス製(地図の彫りとエナメル細工はカルティエによる)/1936年    


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