Silver & Gold Diamond Pearl Pendant

シルバー ゴールド ダイヤモンド パール ペンダント

シルバーの台座にゴールドを張り合わせ、ダイヤモンドとパールが留められた、ヴィクトリア朝時代後期のペンダントです。プラチナが登場する以前の白いジュエリーはシルバーにゴールドを合わせる形で作られていました。繊細なジュエリーを作り出そうとするとシルバーだけでは強度が足りなかったこと、シルバーが服に擦れると黒くなってしまうことがある等の理由からでしょう。現在の英国エリザベス女王が高祖母ヴィクトリア女王から世襲しているロイヤルジュエリーの中にも同様のものが見られます。また、真珠の養殖に成功する前で、真珠も大変貴重なものだったことでしょう。
立体的に作られた葉っぱのモチーフにはダイヤモンドが敷きつめられ朝露のようにパールがセットされた上品な作品と言えるでしょう。本作品は製作された当時はブローチの一部だったと考えられますが、後にペンダントとして改作されたと思われます。

※ タイプ
ネックレス・ペンダント
※ 国名
イギリス
※ 年代
1880年頃
※ 素材
シルバー、ゴールド、ダイヤモンド、パール
※ 品番
T-2204
※ サイズ
縦31mm、横15mm、厚さ8mm