Gold Half-Pearl Ring

ゴールド ハーフパール リング

ゴールドのリングにハーフパールの留められたリングです。腕の内側には刻印がはっきり入っており、K18であること、バーミンガムで作られたこと、1893年に作られたことが刻印から見てとれます。
現在のような丸い真珠は1905年に御木本幸吉が真円真珠の養殖に成功し、1919年にロンドン市場にはじめて売り出すまで非常に貴重なものでした。そこでハーフパールと呼ばれる、真珠を2つに切り分ける方法も取られていました。現在では2mm以下の小さなケシ玉とよばれる真珠を2つにする方法は伝承されていません。また2つにすることで高さを抑えることもできます。
本作品のように半分に切ったハーフパールが使われたジュエリーは1800年代中期から1900年代初頭まで流行していました。

※ タイプ
リング
※ 国名
イギリス
※ 年代
1893年
※ 素材
ゴールド ハーフパール
※ 品番
T-3082